医療情報×ブロックチェーン 【予習編】

目次

  1. 医療情報システムに関する予習メモのシェア
  2. 勉強会の各登壇者に聞きたい疑問点
    1. 保健医療福祉情報システム工業会 (JAHIS) に聞きたい質問
    2. Medibloc に聞きたい質問
    3. パネルディスカッションで聞きたいネタ
  3. 参考 : Medibloc 事業概要

医療情報システムに関する予習メモのシェア

医療情報システムとしてブロックチェーンを使うことは適切なのか。適切であるとしてその導入にはどのような課題が潜んでいるのか。

この疑問に対して答えるように設計したのが、医療情報×ブロックチェーンプロジェクトの実現可能性と課題 [医学生向け集中講義&討論会!]」(https://www.meetup.com/ja-JP/Decentralized-Salad/events/256262260/)である。この疑問を検討するにあたり必要なのは、医療情報システムの現状とブロックチェーン技術に対する知見であろう。そして、この記事は前者の知識インプットのために勉強会主催者がリサーチしたものを、メモの状態ではあるけれどもシェアするためのものである。

勉強会では、医療情報システムの現状とブロックチェーン技術に対する知見をインプットするために講義してくださる方々をおよびしているが、以下のリサーチ内容がその知見を吸収する切り口や補助となれば幸いである。

勉強会の各登壇者に聞きたい疑問点

保健医療福祉情報システム工業会 (JAHIS) に聞きたい質問

  • JAHIS の活動目的、団体メンバー、活動実態
  • 「標準化」とはなにか
  • 医療情報管理システムの選択のポイントと現状使用されているシステムの現状や今後使用が検討されているシステムについて
    • 医療情報システムの重要なポイントは相互運用性と情報漏洩へのリスク対策、か?
    • 相互運用性とは
    • 相互運用性に必要な事項
    • 情報漏洩はなぜ問題か
    • 情報漏洩を起こさないための工夫とは
    • 現在利用されている医療情報システムの性質
    • HL7 FHIR とは
    • 医用通信プロトコルは通常の通信技術を何が違うのか
  • 医療情報の売買に関する現状
    • 医療情報の売買の法律的・技術的制限
    • 医療情報の管理/売買プラットフォームの可能性  
  • 日本での、医療情報システムが採択されてから実装されるプロセス

Medibloc に聞きたい質問

開発に関して

  • MVP やテストネットの開発状況は?
  • MVP やテストネットの公開日程は?
  • MVP やテストネットがない理由は?
  • はじめQuantum blockchain 使おうとして、ブロックチェーンを独自開発するに至った経緯とは?
  • 医療系の他のプロジェクトでは Ethereum、Hyoerledger、IOTA などが使われているが、Medibloc のシステムに Hyperledger 等を使わない理由は?
  • 今後どのようなブロックチェーンを作るのか

韓国における医療情報システムの導入に関して

  • 韓国の医療情報周りの法律では、個人が医療情報を管理することは可能なのか
  • 韓国の医療情報周りの法律では、複数の病院が医療情報を管理することは可能なのか
  • 韓国の医療情報周りの法律では、複数の病院や個人が医療情報を売買することは可能なのか
  • 日本では政府主導 (厚生労働省のヘルスデータ改革など) や社団法人等により医療情報システムの改革が進められているが、スタートアップが発起人となる場合どのように他団体や政府を巻き込む予定なのか
  • 以上の問いの答えから総合的に考えて、韓国ではなぜMediblocが受け入れられるのか

ブロックチェーンで医療情報を扱う際の相互運用性に関して

  • ブロックチェーンでの情報の同期の遅さが、診察に影響することはないのか。どのような影響をもたらすのか。
  • 個人が情報を管理すると、緊急時には医者が情報が見れない可能性が高い。どのような情報を緊急の情報と位置づけ、どのような情報を緊急でないと判断するのか。

その他

  • Medibloc は医療情報の資産を個人が管理していくことを進める事業だが、ユーザーに対して医療情報の取り扱いに関する教育をするつもりがあるのであれば、どのように進めていく予定か。
  • 医療情報のセキュリティ (技術的なシステムの設計や運用方法の設計) に関するリスク分析をする人間はMedibloc内にいるか。

パネルディスカッションで聞きたいネタ

to J : JAHIS 様に振る質問 / to M : Medibloc 様に振る質問

to J : 医療情報システムに新しい技術を導入する上でどのような点に気をつける必要がありますか

to J : Medibloc の講演を聞いて医療情報システムをブロックチェーンで扱うことにどのような印象を持ちましたか?

to M : 医療情報システムをブロックチェーンで扱うにはどのような課題があると考えますか

to J/M : 医療情報のシステムって、初めは病院だけが関与していると思ったけど、政府や大手のベンダーや世界中の研究機関がHL7 FHIR などの規格について議論するなどして統合しようとしているということをしりました。世界の医療システムは国境を超えて一つのものを使おうと考える風潮があるのですか?それとも日本がアメリカの基準に合わせているだけですか?韓国はどこのシステムを参考にしているのでしょうか。

to M : また、医療情報システムの標準化にあまりにも多くの機関が関わっているので、たとえ優秀な人間が集まったスタートアップが画期的なイデアをもっていたとしても、それを反映させるにはかなりいろんな大手企業や政府を説得しないと行けなくなっていると思います。新しいアイデアを反映させにくいイメージについてどうお考えですか?

to M/J : スタートアップではあるものの、システムを広めるにあたっては巨大なシステムの一部にならざるを得ない部分もあると思いますがそれについてどうお考えですか?

参考 : Medibloc 事業概要

事業内容複数の病院に分散化された医療情報や、モバイル端末上の運動データなどを統合的に保管するシステムをブロックチェーン上で実現する。また、統合された医療情報は、個人が自ら他者のアクセスを制限したり、自らの医療情報を販売することを可能にする。
登壇者MediBloc Co-Founder のDr. Allen Wookyun Kho氏が登壇。
KAIST(Korea Advanced Institute of Science and Technology)にてコンピュータサイエンスの学位を取得したのち、コロンビア大学にてコンピュータサイエンスの修士号、慶熙大学歯医学専門大学院にて歯科医の修士号を取得。
実績Medibloc は、仮想通貨・ブロックチェーン業界において最も注目されているプロジェクトの一つとして、Forbes に取り上げられました[1]。Hanyang University Medical Center, Kyung Here University Dental Hospital などのアカデミックや、デロイトとのパートナーシップ等の実現もしています [2]。日本では「医療4.0」[3] にて取り上げられたプロジェクトでもあります。また、先週末発表された内容ですが、Medibloc はハーバード・メディカルスクールの関連医療機関であるマサチューセッツ総合病院(Massachusetts General Hospital:MGH)と医療ネットワーク構築に向けた共同研究を行っています。 MGH研究室の人工知能プラットフォームをメディブロックに適用する等、多様な研究活動を進める予定であるそうです。
HPhttps://medibloc.org/jp/
WPhttps://github.com/medibloc/whitepaper/blob/master/TechnicalWhitePaper_ENG.md
関連記事https://coinwall.jp/429
http://ico-news.jp/2017/12/interview-medibloc/

投稿者: megavi1212

ジョージア系ユダヤ人とアルメニア人のハーフの母親と、日本人の父のもと、イスラエルで生まれる 早稲田大学先進理工学部物理学科を卒業 東京大学大学院理学系研究科物理学専攻に入学 学部時代は原子核物理学を量子多体計算をヘリウム3原子系の状態方程式に応用する研究を行い、大学院では低温物理学の研究室にてmK温度域におけるヘリウム3原子系に関する実験をおこなう 大学院在学中に海外人材業界や仮想通貨・ブロックチェーン業界でインターンを経験したのち、 仮想通貨・ブロックチェーン系の投資&コンサルティング会社にて社長秘書、セールス、海外のお客様の対応窓口、海外案件のプロジェクトマネジメント等を担当 2018年より株式会社imaのメンバーとして経営戦略室に着任 仮想通貨・ブロックチェーン業界をビジネス的には離れたものの、優秀な日本の学生を海外の仮想通貨・ブロックチェーンプロジェクトと繋げる活動をしている。 /Graduated from Department of Physics, School of Advanced Science and Engineering, Waseda University Enrolled in the physics course of the Graduate School of Science, University of Tokyo At the undergraduate age, conducted research on applying equations of state from nuclear physics to helium 3 system as quantum many body calculation At graduate school, conducted experiments on helium 3 system at mK temperature in laboratory at low temperature physics While attending the graduate school, worked as internship for cross board human resource industry and virtual currency / block chain industry Participated in virtual currency and block chain investment & consultation company, as who is responsible for president's secretary, sales, counterparts for overseas customers, project management for overseas projects, etc Participated in ima Inc. in 2018 as Strategic Management Officer

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